【WooCommerce】自動返信メールをカスタマイズする方法

【WooCommerce】自動返信メールをカスタマイズする方法

2020年1月14日

WordPressでECサイトを制作できるプラグインWooCommerce。
世界中のECサイトで使われているだけあって、とても優秀なプラグインです。
ただ、日本で使う場合は自動返信メールの内容を少しカスタマイズした方がいいと思います。

自動返信メールの宛名を確認する

例えば、山田太郎という方が商品を注文したとします。
すると、山田太郎さん宛に注文内容確認メールが自動で送信されるのですが、メール本文の宛名が「太郎様」となります。

太郎 様

ご注文ありがとうございます。お支払いを受け取ったことが確認されるまで、このご注文は保留になります。ご注文の内容を以下にお知らせします。

まさかのファーストネーム。
とてもフレンドリーでいいと思うのですが、日本人にはあまり馴染みがありません。
ここは名字の「山田様」に変更したいところです。

編集するテンプレートを確認する

WordPress管理画面にログインし、WooCommerceの設定ページに移動します。
編集ページ上部に並んでいるタブの中から「メール」を選択します。
すると、メールテンプレート一覧が表示されます。

メール本文に宛名が記載されているのは以下のテンプレートです。

  • 注文保留
  • 処理中の注文
  • 完了済みの注文
  • 払い戻し注文
  • お客様へのインボイス / 注文の詳細
  • 注文メモ

これらのテンプレートを一つずつ編集していきます。

メールテンプレートをテーマ内にコピーする

編集したいテンプレートの「管理」ボタンをクリックします。

テンプレートの設定ページに移動するので、ページ下部の「テーマにファイルをコピー」をクリックします。
自動的にテーマ内にテンプレートがコピーされます。

メール内の宛名を変更する

テンプレートのコピーが完了したら、「テンプレートを表示」をクリックします。

テンプレートの内容が表示されるので、以下のソースコードを見つけてください。

$order->get_billing_first_name()

このソースコードを以下のように書き換えます。

$order->get_billing_last_name()

最後に「変更を保存」をクリックします。

ここまでの作業を、メール内に宛名が記載されている6個のテンプレートで行ってください。

まとめ

WooCommerceは日本語対応されていてとても使いやすいプラグインです。
個人的にはECサイトを制作する上で、最も洗礼されたプラグインだと思います。

ただ、細かいところで日本向けではない箇所もあります。
そういう箇所はカスタマイズすることで対応していきましょう。