Webデザイナーを目指すなら資格よりもポートフォリオを充実させよう

Webデザイナーを目指すなら資格よりもポートフォリオを充実させよう

2020年2月14日

Webデザイナーになるためにはデザインやコーディングのスキルが必要です。
スキルを身に付けるために資格を取るのもいいですが、実力を判断してもらうためのポートフォリオ作りにも力を入れた方がいいです。
ポートフォリオがあれば「こんなデザインができます」や「こんなサイトをコーディングできます」とアピールすることができます。
資格を持っていても、どれくらいのスキルを持っているか分からなければ採用されない場合があります。
自分のスキルをアピールするためにもポートフォリオを用意しておきましょう。

どんなポートフォリオが必要

Webデザインのポートフォリオ

もし友人や知人から頼まれてWebサイトをデザインしたことがあれば、実績としてポートフォリオで紹介しましょう。
その様な実績がない場合、もしくは実績数が少ない場合は、架空のWebサイトのトップページをデザインしてポートフォリオで紹介しましょう。

最初は上手くデザインできないと思いますが、いろいろなWebサイトを参考にして練習するといいです。
気に入ったWebサイトのデザインを模写するのもおすすめです。
デザインを模写することで、フォントサイズや余白の取り方や画像の使い方などを学ぶことができます。

また、Webサイトのデザインにはある程度ルールみたいなものがあるます。
例えばページ上部にヘッダーがあり、ページ下部にはフッターがあるWebサイトがほとんどです。
Webサイトを模写することで、この様なレイアウトの基本を身につけることができます。

その他にもバナーをデザインしてみるのもいいと思います。
バナーのデザインにはルールがないので、自由にデザインできるがゆえに難しいところがあります。
僕もなかなかいいバナーデザインが出来なく数時間ハマった経験は何度もあります。
バナーのデザインには個性が出やすいので、ポートフォリオとして用意しておくことをおすすめします。

イラストを描ける人は、イラストのポートフォリオも用意しておきましょう。
Webサイトやバナーのデザイン素材としてイラストを使うことは多いです。
Webデザインができてイラストも描けるとなると重宝されると思います。

コーディングのポートフォリオ

Webサイトのトップページを実際にコーディングしてみましょう。
自分でデザインしたWebサイトがあれば、そのサイトをコーディングしたらいいです。
もし無ければ、Webデザインギャラリーで探したWebサイトをコーディングしてみましょう。
他の方がデザインしたWebサイトをコーディングしてポートフォリオで紹介する場合、自分でデザインしたサイトではないことを明記しておきましょう。

コーディングするためには、最低でもHTMLとCSSの知識が必要です。
ネットで調べて勉強してもいいですが、HTMLとCSSの書籍を購入して勉強することをおすすめします。
書籍は体系的に解説してあるので、ネットの情報を集める時間を短縮できます。
コード逆引き辞典のような書籍よりも、1つのWebサイトを作る過程を解説してある書籍を選んだ方がいいです。

スクールを活用するのもあり

独学でWebデザイナーになることは可能です。
ただし、独学だと体系的に学ぶことが出来ないので時間がかかる場合があります。
近くにWebデザイナーの先輩や友人がいればいいのですが、いない場合はスクールを活用するのもありだと思います。
スクールは費用はかかりますが、学習時間を短縮することができます。

ただし、スクールに行ったからWebデザイナーとして活躍できる訳ではありません。
スクールに行っても、Webデザインやコーディングのスキルが身についていなければ意味がありません。
スクールで学んだことを生かして、質の高いポートフォリオを作りましょう。

まとめ

Webデザイナーになるためにはスキルがあることが一番大切です。
資格の有無だけではスキルがあるか判断できないため、スキルをアピールできるポートフォリオを用意しましょう。

ただし、いつまでもポートフォリオを作っているだけではWebデザイナーになれません。
クオリティは意識する必要がありますが、完璧なポートフォリオを作る必要はないと思います。
個人的には、ポートフォリオがきれいにまとまっていなくても、実力が分かればOKっといった感じです。
ある程度、ポートフォリオを用意できたらWeb制作会社の求人に応募してみましょう。
求人に応募しつつ、ポートフォリオの質を高めていけばいいと思います。