「自分には才能が無いからデザインは出来ない」といった言葉をよく耳にします。多くの人はデザインには特別な才能が必要だと思っているようです。
Webデザインには本当に特別な才能が必要なのでしょうか?才能が無ければWebデザイナーにはなれないのでしょうか?
僕の意見としては「経験を積めばデザインは出来るようになる」です。
そう思う理由を述べていきたいと思います。
そもそもデザインの才能って何?
そもそもデザインの才能って何でしょう?
レイアウトを組むのが上手い、配色のセンスがいい、タイポグラフィを組むのが上手いなどでしょうか?
確かにレイアウトや配色やタイポグラフィなどには、才能が必要に感じるかもしれません。しかし、レイアウトや配色、タイポグラフィなどは経験を積むことによって身につけることが可能です。
本当に経験を積めばデザインが出来るようになるのか?
経験を積めばデザインは上達していきます。これは僕自身が身を持って経験しているので間違いないです。
デザインを始めた頃のデザインを見返すとヒドいものです。配色やレイアウトはめちゃくちゃだし、そもそもダサいし恥ずかしい限りです。しかも、ひとつのサイトをデザインするのに、かなり時間が掛かっていました。
そんな僕でも、今では月に2〜3サイトをデザイン出来るくらいにはなりました。
ただし、ただデザインを作っていれば上達するという訳ではありません。自分の実力の範囲内でデザインをしていては成長のスピードは遅くなってしまいます。
やはり、いいデザインをたくさん見て、自分のデザインに取り入れることが大切です。世の中には自分では思いつかないデザインがたくさんあります。そんなデザインを自分の中に取り入れることで、自分のデザインも進化していくと思います。
デザインを上達させる方法については以下の記事で書いていますので、よかったら読んでみてください。
才能が必要だとしたらデザインを「好きであること」
Webデザイナーに必要な才能を強いてあげるとすれば、デザインを好きであることだと思います。
Webデザインはやりがいがある仕事です。自分がデザインしたサイトがインターネット上でたくさんの人に見られる可能性があります。
ただし、つらいこともあります。納期には追われるし、いいアイデアが浮かばず行き詰まることもあります。一生懸命デザインしても、上司やクライアントからダメ出しを食らうことも多いです。
そんな中、デザインを続けていくにはデザインが好きじゃ無いと難しいかもしれません。しかし、これは他の仕事でも同じだと思います。ある仕事で成果を出す人は、その仕事を好きな人が多いように感じます。
そもそもデザインを好きじゃない人は、Webデザイナーにはなりません。そういう意味では、Webデザイナーになった、もしくは目指した時点で、必要な才能は満たしているということになります。
Webデザイナーに必要なのは才能か経験かのまとめ
Webデザインに必要なレイアウト、配色、タイポグラフィなどのスキルは経験で身につけることが出来るので、特別な才能は必要ないと思っています。
しかし、ただデザインをやってるだけだは、なかなか成長することは出来ません。いいデザインをたくさん見て、自分のデザインに取り入れていくことが大切です。
また、Webデザイナーに必要な才能を強いてあげるなら「デザインが好き」ということです。Webデザイナーになった、もしくは目指した時点でこの才能は満たしています。
「Webデザイナーになったけど才能が無くていいデザインが出来ない。」「Webデザイナーになりたいけど才能が無いので無理そう。」と考えている人もいるかもしれません。僕も未だにデザインに行き詰まった時は、「自分には才能が無いのでは」と言い訳しそうになります。
今はいいデザインが出来ないかもしれません。しかし、経験を積む内にきっといいデザインが出来るようになると思います。僕も今以上にいいデザインが出来るように、経験を積んでいこうと思います。