来年の確定申告を青色申告するために開業届を税務署に提出しました!
開業届を作成する際に、freee開業とマネーフォワードクラウド開業届のどちらで作成しようか悩みました。
どちらのソフトも使いやすそうだったので、それぞれのソフトで開業届を作成して比較してみました。
UI(操作画面)のスクリーンショットも交えて紹介するので、これから開業届を作成される方の参考になれば嬉しいです!
目次
【結論】freee開業とマネーフォワードクラウド開業届のどちらでもOK!
まずは結論から。
freee開業とマネーフォワードクラウド開業届はどちらを使ってもOKです!
どちらのソフトも10〜15分程度で開業届を作ることが出来ました!
基本的に質問項目を入力していくだけでPDFの開業届が出来上がります。
あとはPDFファイルをプリントアウトして税務署に提出するだけ。
めっちゃ簡単でした!
僕は最終的にマネーフォワードクラウド開業届で作成した開業届を税務署に提出しましたが、何の問題もなく受理されました。
- UI(操作画面)の好み
- すでにアカウントを持っている
- 確定申告で使おうと思っている
などの理由で決めていいと思います!
操作画面の比較
freee開業とマネーフォワードクラウド開業届のUIのスクリーンショットを紹介します。
ソフトの操作画面は好みが別れるところだと思いますが、僕はマネーフォワードクラウド開業のUIの方が好みでした!
freee開業の操作画面
まずはfreee開業の操作画面から。
1ページに入力項目や質問がまとまっていて非常に分かりやすいですね!
各項目を入力して「保存」ボタンをクリックして情報を保存していきます。
全ての項目を保存して「次へ」ボタンをクリックすると提出方法のページに移動します。
ステップ1では管轄の税務署が自動的に表示されます。
どこに提出すればいいかが一目で分かります!
ステップ2では開業届の提出方法を選択できます。
選択した方法に合わせた提出の流れの案内が表示されます。
ステップ3の「書類を確認」するをクリックすると別ウインドウで開業届のPDFファイルが表示されます。
僕の場合は確定申告の種類で青色申告を選択したので、「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に作成されました。
後はPDFファイルをプリントアウトして任意の提出方法で開業届を税務署に提出するだけです。
PDFファイルのプリントにはセブンイレブンのネットプリントを使いました。
今回初めて使いましたがとても便利だったのでオススメです!
マネーフォワードクラウド開業届の操作画面
次はマネーフォワードクラウド開業届の操作画面です。
マネーフォワードクラウド開業届の方は事業に関する入力と、個人情報に関する入力が別ページになっていました。
「書類作成の準備」を全て入力して「次へ」を押すと「情報の入力」へ移動します。
全ての情報を入力して「次へ」を押すと提出の案内ページに移動します。
最後に表示される内容はfreee開業とほぼ同じですね。
管轄の税務署もちゃんと表示されます。
ページ内の「書類をダウンロード」をクリックするとPDFファイルで作成された開業届が表示されます。
作成されたPDFファイルをfreee開業と比較しましたが同じ内容でした。
最終的に出来上がる開業届の内容も一緒なので、本当にどちらで作成しても問題ないと思います!
freee開業とマネーフォワードクラウド開業の違い
freee開業とマネーフォワードクラウド開業届で細かな違いもありました。
僕が感じた両者の違いも紹介しておこうと思います。
freee開業はスマートフォンやPCで提出できる?
freee開業は開業届の提出方法でスマホやPCの電子申告を選択できました。
電子申告にはマイナンバーカードは必要らしく、僕はマイナンバーカードを持っていないので試せませんでしたが、スマホやPCで提出できるならとても便利だと思いました!
マネーフォワードクラウド開業届は返信用の宛名も印刷される
本当に細かい点ですが、マネーフォワードクラウド開業は返信用封筒に貼る宛名も印刷されます。
freee開業も宛名は印刷されますが、税務署に送る封筒に貼る宛名だけでした。
返信用封筒に宛名を書く手間が省けるので、そこはマネーフォワードクラウド開業届の方が親切ですね。
ちなみに開業届を郵送で提出する場合は、切手付きの返信用封筒を必ず同梱してください。
切手付きの返信用封筒を入れ忘れると、開業届などの控えが送られてこないそうです。
開業届を作る際に注意したこと
開業届はfreee開業とマネーフォワードクラウド開業届のどちらで作成してもOKという結論が出ました。
おまけとして僕が開業届を作成する際に注意した点を紹介します。
特にWebデザイナーとして開業届を提出しようと思っている方は参考になると思います。
確定申告の種類は「青色申告」
僕が開業届を提出する目的は青色申告するためなので、確定申告の種類は「青色申告」にしました。
青色申告を選択すると「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に作成されるので便利です!
ちなみに、「所得税の青色申告承認申請書」を提出したからといって、絶対に青色申告しないといけない訳ではないそうです。
要は白色申告と青色申告を選択できる様になるということです。
なので基本的には「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に提出することをオススメします!
屋号は決めておく
屋号とは個人事業主が事業で使用する名称です。
開業届には「屋号」という欄がありますが空欄でも提出は可能です。
ただ、可能であれば屋号は決めておいた方がいいと思います。
屋号を決めておくと屋号で銀行口座を作ることができます。
屋号で銀行口座を作り、事業用とプライベート用で銀行口座を分けることにより、お金の流れが分かりやすくなります。
僕は屋号で銀行口座を作るかまだ決めていませんが、念のために屋号を記入して提出しました。
屋号で銀行口座を作る場合はPayPay銀行がよさそうです。
freee開業とマネーフォワードクラウド開業届でもPayPay銀行をオススメしていました。
職業は「Webデザイナー」
職業欄には「Webデザイナー」と記入して提出しました。
最初は職業を「フリーランス」にしていましたが「Webデザイナー」に変更しました。
これには理由があります。
僕は将来的に「国民健康保険組合」に加入することも視野に入れています。
国民健康保険組合とは同種の事業・業務の従事者で組織される組合のことです。
フリーランスは基本的に国民健康保険に加入することになります。
国民健康保険は収入が上がるほど保険料金も上がってしまいますが、国民健康保険組合の保険料は収入に関わらず定額です。
収入が低い内は国民健康保険の方が安いですが、収入が高くなると国民健康保険組合の方がお得になる場合があります。
国民健康保険組合とは同種の事業・業務の従事者で組織されているので、誰でも加入できる訳ではありません。
Webデザイナーの場合は「文芸美術国民健康保険組合」に加入するのが良さそうです。
文芸美術国民健康保険組合に加入するためには審査があり、審査の際に職業が「イラストレーター」や「デザイナー」じゃないとダメだという情報を見ました。
確定申告の際に職業を記入してもいいみたいですが、念のために開業届の職業も「Webデザイナー」にしておきました。
国民健康保険組合については以下の記事が参考になりました。
まとめ
開業届の作成はfreee開業とマネーフォワードクラウド開業届のどちらを使ってもOK!
僕自身がマネーフォワードクラウド開業届で作成した開業届を問題なく税務署に提出できたので間違いありません。
どちらのソフトも超簡単に開業届を作成できるのでぜひ試してみてください!